自身や身近な人たちからは、うつ病だと感じていても実際には違うことがあります。それだけ、うつ病は診断が難しい病気だからです。違う病気だったとしても何らかの症状が出て悩まされているのなら、早急に病院を受診することをお勧めします。まず、うつ病だと感じているのなら受診すべき科は心療内科になります。もしくは精神科でも可能です。どちらかというと、世間的には精神科というとイメージがあまり良く感じない人が多いこともあり、最近は心療内科を受診する人が多くなってきています。インターネットを活用して、評判のいい心療内科を探してみましょう。また、自身や周囲の人たちで診断チェックサイトなどを活用してみるのもいいかもしれません。うつ病かもしれないという人のための診断チェックサイトは、ネット上にたくさん存在しています。当然、チェック数が多ければ多いほど、うつ病の可能性が高まるため、早急に心療内科を受診して治療を始めなくてはなりません。病気かどうか不安に感じている人は、まず、ここから試してみるのもいいかもしれません。こうして、うつ病だと感じた場合には、心療内科できちんと診断してもらうことになります。当然、その道のプロなので、うつ病かどうかきちんと判断してくれるはずです。また、似たような症状が出る病気も多いことから、別の病気を指摘されることもあります。例えば、自律神経失調症や更年期障害などが挙げられます。これらの病気だった場合、今度は心療内科ではなく、神経内科や婦人科などの別の科で診てもらわなくてはなりません。もちろん、処方される薬も違ってきます。治療方法も異なることから、どの病気なのかきちんと診断してもらうことが大切です。もし、診断内容に納得がいかないようであれば、セカンドオピニオンも考えてみましょう。別の心療内科を受診してみることで、今度はうつ病と診断されることもあるからです。当然、別の病気だと信じてその治療をしても、全く効果を期待することはできません。早急に正確な病気を診断してもらわないことには治療もうまくいなくなるので、まずは信頼できる科を受診しましょう。